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1/07/2018

宇宙滞在と脳構造の変化 続編

過去に記載した記事の詳細な解説、コメントがMedical tribune誌に出ていたので引用させていただきます。

1.「宇宙滞在で脳MRI形態が変化した」とする論文の発表
 2017年11月2日にN Engl J Med2017; 377: 1746-1753)で発表され、日米のニュースでも大きく扱われて本紙のコラム「宇宙で探るMedical Frontier」でも取り上げた。
 もともとは半年間宇宙に滞在した宇宙飛行士に視神経乳頭浮腫が生じたことがOphthalmology2011; 118: 2058-2069)で報告され、その対策・研究のために画像データを解析したものである。
 もし無重力の影響が脳全体に及ぶとすると、例えば前庭神経核も影響なしでは済まず、「宇宙酔い」の成因に関係するかもしれない。
 軌道上では脊柱のS字カーブが失われるために身長が伸びて腰痛が発生するのではないかとSpine2016; 41: 1917-1924)で示されており、これとの関連も疑われる。長期飛行で多大な経験を持つロシアでいわれているところの「物憂い状態(neurasthenia)」の源もこれなのだろうか。いろいろ想像できるところである。
 しかしそもそも、JAMA Ophthalmol2017; 135: 992-994)で紹介された、視神経乳頭浮腫に代表されるSpaceflight Associated Neuro-ocular Syndrome(SANS)は数割の飛行士にしか認められないので、主因は脳でなく眼の側にある可能性が高い。”
だそうです。まだまだ検討の余地大ですね。

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