Lancet誌からのご紹介(the Prospective Urban Rural Epidemiology (PURE) study investigatorsの研究成果記事)。
135,335人の参加者、参加年齢35歳から70歳までの循環器疾患既往のない方を18か国の613のコミュニティー(都市)からJan 1, 2003からMarch 31, 2013の約10年間集め、7年半ほどの平均追跡期間を行った調査研究。以前取り上げたJAMA誌の報告に通じる、多国籍なデータ検証となっている。
メインアウトカムは主要な心臓血管疾患(致命的および非致死的心筋梗塞、致命的および非致死的脳卒中、および心不全)、心臓血管死亡率、非心臓血管死亡率、および合計死亡。
詳しい方法は一気に省略して結論を述べると、果物、野菜、およびマメ科植物の摂取量が高いほど、総死亡率、心臓血管以外のリスクが低くなる、と予想された通り。 心臓血管以外の死亡率および死亡率の両方において1日あたり3〜4回相当のこれらの食事摂取(375〜500g /日に相当)で最大の利益が得られるようである。
今回日本からの参加はなかったようだが、背景に引用されているデータに世界三大医療市場である米国、日本、中国からのデータも引用されており、同様の結果が期待されることは想像される。
健康医療政策(経済効果)のみならず、国民の生活に資する研究や啓発は本来公的費用で調査研究され、そのアウトカムを利用した検証なども国主導、国際主導で行われるべきであると思うが、こういったテーマは厚労省やAMEDはウォッチしているのだろうか?目の前の作業にとらわれないスタンスをぜひご検討願いたい。
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