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9/17/2017

栄養コントロールの重要性:お国柄の違い

JAMAの最新号のコメントに臨床現場における栄養カウンセリングの重要性を訴えるレポートが目に留まったのでご紹介します。(JAMA誌、Kahan et al., のViewPoint)

内容は、肥満・糖尿病や心疾患など栄養コントロールが重要な疾患の診療外来の中で栄養管理や食事療法に関するカウンセリングが行われている実態があまりにも低いこと(12%程度)から医学部教育でも栄養管理に関する教育に充てる時間を増やすこと、日常診療時に簡単な栄養状態をアセスするツールをTableで提供していたり、何点かの要点にまとめたアドヴァイスを提案したり、といった内容です。
関連疾患に携わるファミリードクターは日々気にしていることだと思いますが、興味深かったことは、おそらく記事内容や引用情報源をたどっていくと、この記事のターゲットは糖尿病、肥満などで栄養制限をしたくてもうまく行えていない実態を取り上げていることである一方で、私たちの国では同じ問題が高齢者のサルコペニア、フレイル防止に高栄養、高タンパク療法を目指して、日常診療・在宅診療で活用できるのではないかと思います。

引用に合った情報ソースで、US政府が健康統計を指標化して、過去例えば2008年や2006年時のデータに対し、現在の栄養にかかわる指標や疾患教育プログラムの進行状況などを数値化して公共で利用できるようにしています。(以下の例)

Nutrition and Weight Status

Physician office visits by child or adult patients that include nutrition and diet counseling (age adjusted, percent)
2020 Baseline (year):12.2 (2007)

2020 Target:15.2

Desired Direction:Increase desired
Choose Years ▼

POPULATIONS
TOTAL View Chart
2007200820092010
12.212.412.913.8

こういう取り組みをまねることはとっても有意義だなあと感心した記事でした。
そして高齢者における栄養管理、在宅管理の経験は、これから高齢化社会を迎える他の先進国、発展国の未来に貢献できる活動であり、後世に残る記録や取り組みとして行ける期待がかかります。

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